カルトナージュと言えば、フランスの伝統工芸でもある、布張りの箱作り。
楽しいのは布選びで、箱にするなら、派手な布でも、キャラクターなどのかわいい布、アンティークな布でもOK。刺しゅうをしたり、リボンを付けたりと、作り手のセンスが光る、楽しい手芸です。
・・・残念ながら、日本では今ひとつ人気があがってきませんが……。
難しそうと思われるかもしれませんが、手先の器用な手芸好きさんなら、本だけでも何個か作れば、綺麗に作れるようになるし、箱はなんでもイイしで、一度はじめるとやみつきになるかも。
かわいい箱は、ソーイングケースにしたり、お菓子を入れたり、リボンなどのアクセサリー、ドレッサーにおいてコットン入れにしたり、とにかく、なんでも利用できる実用性もあります。
そんな、おすすめのカルトナージュに、新刊がでました。
『リネンとレースで作る 幸せを運ぶカルトナージュ ~大人女子のための癒しのハンドメイド作品集』2025年3月
カルトナージュの本はいくつか出ていますが、この本のデザインはリネンというのが特徴的。シンプルなアイボリーやベージュのリネン地に、レースをあしらったエレガントなデザインが特徴です。
レースやリボンを張るというのは、カルトナージュの定番ではありますが、どうしても派手になりがち。でも、本書はどちらかと言えばシックで、人を選ばないデザインだと思いますので、贈り物にも最適です。
箱も通常の長方形だけでなく、扇型やシェル型、バケツ型などバリエーションも豊富です。しかも、市販の紙皿を使っているので、すぐにはじめることができますね。
最初にかきましたが、カルトナージュはセンスが命。
ですから、ついつい新しい本が出ると、デザインのアイディアほしさに買ってしまうんですよね。
追記:
この他にも、各ジャンルの手芸関係の雑誌・定期刊行物をまとめたページがあり、定期的に更新しています。