ハンドメイド好きの手芸箱

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100均の手芸コーナーをさまよう話

最近、編みものはプチブームらしく、100均でも編みもの関係のグッズが充実してきましたね。

 

それがなくとも、この数年、100均の手芸コーナーは古くからの手芸好きにとってもありがたい存在。手芸店は減ってきているのに、100均はドンドン増え、内容も充実してきていますからね。

 

100均大好き筆者も、手芸コーナーはしょっちゅう行っています。

でも、何かを期待して行くところでもないんですよね。やっぱり100円の素材や道具しかないわけで、その中から思いもかけず「使える~!」を探すのが楽しいです。

 

その中でも、筆者が個人的な失敗例を挙げましょう。

 

まず、かぎ針。

 

見つけた時はうれしかったですね。かぎ針って安くないし、持っているものは古くて、最近のグリップにゴムがついているタイプが欲しかったから。

思わず、全号買ってしまいましたよ。

 

でもね、これは正直言ってイマイチなんです。

別に悪くはないから、小物をちょこっと編む位なら、安いしイイと思うんですけど、ちょっと編みにくい素材だったり、たくさん、本格的に編みたい人にはすすめがたい。

はっきり言って、糸が引っかかりやすく、均一に編みにくいです。

 

Clover かぎ針「アミュレ」シリーズ

 

長時間編んでみると、編み心地の違いに気づかされます。

 

それともう一つ。残念な感じになったのが、毛糸ストッカー。

毛糸を入れるための丸いプラケース。てっぺんに穴が開いていて、そこから糸を出せば、編んでいる最中、糸がアチコチ転がることなく、編むことができるというもの。

 

・・・これを見つけた時は、さすが100均のアイディア商品と思いましたね。こんなの欲しかった~と思って、即買いでしたよ。

 

でもね、使わないときは結構邪魔。レース用と毛糸用と2種類のサイズを3個ずつ。

なんでそんなに買ったかって?

だって、編み込みとか、一度に複数の糸を使うことはよくあるでしょう?だから一度にたくさん買ったけど、今は邪魔。

 

思ったほど便利でもなかったんですよ。糸がスムーズに出てこなかったり、プラケースごとあちこち行ってしまったり……。入れておくのが面倒になってきて。

 

結論から言えば、筆者が子どもの頃からやっていた、毛糸用巾着がベストだった。

つまり、毛糸のサイズに縫った、まち付きの小さな巾着に毛糸をいれ、糸を出して口を絞れば、そのまま編めると言うわけ。レース編みなんかは、糸も汚れないし、使用中の針もしまっておけるし、使わない時はたたんでおけばいい。

筆者はいろいろなサイズの巾着を余り布でたくさん作っています。

 

・・・つまり、わざわざ道具を買うほどでもなかったというわけで。

もちろん、悪くはないんですよ。でも、なくてもいい。

 

反対に、とっても愛用しているのは、ボビンストッカー。

ミシン糸と下糸用のボビンを一緒の穴に糸を入れて整理するものです。これもアイディア商品ですね。すごく便利です。

 

ちなみに、似たようなものがamazonにもあるので、そちらを紹介します。たくさん欲しい人は、こちらのほうがお得みたいですね。

「ボビンホルダー クリップ 50個セット」

 

それと、100均といえば毛糸類。

服を編むのは向かないと思いますが、バッグとかの小物なんかは、こちらの糸で手軽にバンバン編むのもいいですよね。

 

・・・それにしても、100均の300円商品とかに手芸用品は見かけないなー。ちょっと高いお金をだして、よい品質の材料を買おうというニーズは、そこにはないんですね、たぶん。

 



 

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