当サイト運営者の筆者(夕月)が大好きな手芸に関することを、アレコレ勝手に、どうでも良いことを思いつくままにつぶやいております。
さて。今回はアメリカの思い出話。2度ほど行きました。
1度は母との旅行でニューヨーク・ワシントンDC。
2度目は取材でテキサスとサウスキャロライナ。
正直言えば、歴史が大好きな筆者にとって、アメリカは旅行先としては優先度は低い。
でも、大好きなクロスステッチのみで考えると、また行きたいなーという気持ちがムクムクとわいてきます。たぶん、LAやNYより、南部の田舎町?
だって、アメリカのクロスステッチはカワイイものが多く、デザインがとにかく素敵。
しかも、アメリカでは大型スーパーマーケットには食品と同じフロア(広大)に刺しゅう糸も売っているし、郊外にはクロスステッチの専門店(驚くほど大規模)もあります。
…はぁ、アメリカに行くなら、クロスステッチのキットやデザインを大量に買い込むのをお忘れなく!なのです。
実はアメリカ南部での取材先は、手芸商品のトレードショーと刺しゅう作家さん訪問。ついでに、作家さんにクロスステッチ専門店と縁飾りの専門店に連れて行ってもらったんです。ものすごく楽しかった。仕事を忘れそうなほどに……。
とにかく、種類が多いんです。クロスステッチの本やキットはスーツケース1個を別に買いたい程だったし、縁飾りのほうは、オシャレなタッセルやビーズ飾りとか、ステキなものばかり。こんな専門店があるなんて……と、とにかくうらやましかったものです。だって、日本に同じような店があっても、店舗の広さや品数の量は絶対日本ではあり得ないからね。
けっこう前の話だけど、改めて手芸店、ハンドメイドショップをめぐりにアメリカに行きたいと思っています。
さて、そんな思い出深いアメリカのお土産の一つ。
ブックマークのクロスステッチ・キットです。
スズランというモチーフが一目惚れでした。
頑張れば1日で仕上げられる手軽さもうれしい。
ただし、作ってみてビックリだったのですが、けっこうゴツい仕上がり。。。
裏はフェルトを全面にまつり付けているし。
でも、写真のように、大型ハードカバーの画集などにはピッタリ。
とあるアメリカ人のご家庭の寝室に1日だけステイさせてもらったことがあるのですけれど、枕元にあったバイブルには、同じような刺しゅうのブックマークが挟んでありました。
日本では、本といえば、まずは文庫本をイメージするかもしれませんけど、こちらは、ハードカバーなどの大型本用と思えば、このくらいのサイズ感も正解ですね。
ちなみに、文庫本用のブックマークなら、刺しゅうモノより、レースの小さなモチーフを編んでタッセルを付けるというのが、個人的にはお気に入りです。
追記:
ちなみに、小道具的に写っている大型本は、『Art of Embroidery: History of Style and Technique』です。刺しゅうの歴史がたくさんの図版とともに紹介されている、凄い本。今買うと古本。しかも値段か上がっているから紹介しづらくなりました……。