ハンドメイド好きの手芸箱

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ワタシ的 手芸書の選び方

当サイト運営者の筆者(夕月)が大好きな手芸に関することを、アレコレ勝手に、どうでも良いことを思いつくままにつぶやいております。

 

さて。今回は手芸書を選ぶという話。

・・・もう、子どもの頃から手芸好き・本好きの筆者にとって、何でもかんでも欲しくなってしまうところを、ぐっと押さえて、厳選して買う。そのための条件を自分に課しているいるという話なんです。

 

あまり気にしていない人もいないかもしれませんが、本屋は通常、「平積み(平台)」と「棚差し」のどちらかで陳列されていることが多いのです。

 

「平積み」とは、文字通り、本を棚に積んで陳列すること。だいたい腰より下あたりに本が並んでいて、うつむきながら店内を巡ると、視線に入ってくる感じ。もちろん、遠くからでも目立ちます。

ここまで書けば、言葉を知らなかった方でも「ああ、アレ」とピンと来るでしょうが、基本的に平積みは、基本的には新刊や話題の本。…ちなみに、この平積みに本屋のセンスがでるのですが、まぁ、これは別の話題。 

一方の「棚差し」は、本棚に収納してある状態。これが大半です。あと、大きな書店ですと、雑誌と同様、ラックにささっているのもありますね。

 

これら違いは、平積みやラックが第一印象が表紙になるのに対し、棚が背表紙になるということ。この違いは、手芸書に関する限りは、あまり購買意欲に関係ないように思います。

 

ワタシは、本屋での “出会い” を大切にしている人間ですが、ワタシの思う“出会い”やヒトメボレは手芸書に関しては起こりにくいのです。ハードカバーの小説や歴史書なら、本棚に埋もれる大量の本の中から、魔法のように背表紙に吸い寄せられる体験があります。必然、本棚から抜き取り、パラパラめくった刻には、8割方買う気になっている……。

しかし、手芸書の背にそんな魔法の力があるのでしょうか??? タイトル文字を追っただけで、ゾクゾク来るような。。。

 

残念ながら、「背」だけ、要するにタイトルとそのデザインだけで、買う気にはなれません。手に取り、最低でも掲載作品を確認する必要があります。

 

要するに、平積みだろうと棚差しであろうと、手に取り、めくってみるまでは買う気はおきないのです。隅から隅まで手芸本をチェックし、本棚の前に居座るのが筆者……。

一応いっておきますケド、これだけ長年、チェックし続けていれば、知らない本だけを見れば良いわけで、長時間立ち読みをしているワケではありません、念のため。

 

筆者はAmazonで買うことも多いのですが、そちらも中身が見える(目次ページが見える)タイプじゃないと、なかなか選びにくい。できれば、目次などに全作品写真を掲載している本だとありがたい。最初の2~3点だけでは手芸書は買えない……。

その場合、気になる本があっても、タイトルだけチェックして本屋で確認。そして、改めてamazonで買ったりします。

 

・・・ヤレヤレ、長くなりました。

起承転結もなにもあったものではありませんが、ここで結論!

 

手芸書は、3作品以上、気に入ったもの、作りたいものがあったら買う!

 

と決めています。そうして選ばれた本は、お気に入りリストの上位に居続ける。

もちろん、例外もあって、個人的には趣味ではなくても、目新しさや参考になるアイディアがある場合、もしくは自分ルールを破っても、この1点だけのためにどうしても欲しい!というパターンで買っちゃってます。

 

でも、これを決めてからは、かなり無駄遣いが減りました。たくさん本を持っていますから、3作品以上というのは結構ハードルが高いんです。似たようなのがたくさん持っているという意味で。

 

ちなみにですが、手芸書に関しては電子版はオススメできません。実物大型紙が掲載されていても、電子版だと自分でプリントアウトするのが大変ですよ。筆者のプリンターはA3対応ですけど、それでも型紙をプリントするには向きません。それに、編み図にしたって、タブレットをずっと表示し続けているなんて面倒だから(すぐにスリープしてしまう)、結局プリントするに決まっています。そもそも、電子版だと書き込みも不自由だしね(もちろん、書き込みできるようなタブレットを用意するということもできるけどさ)。

 

はぁ、それでも、手芸書は見つけては欲しくなりますね。amazonのカート(後で買う)にも常に何冊も入っています。

 



 

追記:

最近の例外…というか衝動買い。どうしても、長靴をはいた猫が編みたかった。作ったら、プレゼントする友達ももう決めている!

『童話みたいなあみぐるみ日本文芸社

 

 

 

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