ハンドメイド好きの手芸箱

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リッチモアの2025春夏

まだニットが手放せない日が続いていますが、手芸的にはそろそろ春モノを作りたくなる季節。
当然、毛糸の新製品も出ています。

 

注目は、毎年流行をリードするハマナカの「リッチモア」シリーズ。カシミヤやシルクなど高級素材やトレンドのファンシーヤーンなどを国内外のデザイナー・スタイリストがデザインするシリーズ。秋冬と春夏の年2回、このリッチモアの新製品チェックで、今年のニットのトレンドをチェックしましょう。

 

リッチモア2025年春夏コレクションのテーマは『細雪』。文豪・谷崎潤一郎の名高い小説で、ドラマ化や映画化では、主人公の4姉妹がそれぞれのキャラクターに合わせたどんな衣装を着るのかが、ポイントとなりますね。
今回のリッチモアによる「細雪」も、4姉妹を、現代のニットとして表現しています。

 

リッチモア(ハマナカ)のサイトをチェック。

hamanaka.jp

ちなみに2025年は谷崎潤一郎の没後60年、来年は生誕140年だそうです。

 

細雪」は8色展開。プリント染めの綿糸2本で編まれたミックス糸で、編み地はアンティーク着物の配色がイメージされています。

 

ハマナカ「リッチモア 細雪

高級ラインですので、ちょっとお高いのですが、本格的なハンドメイドのニットをファッションに取り入れたい人にはお勧めです。

 

ハマナカが発行している、リッチモア製品を使用したレシピが掲載されている作品集もあります。

 

リッチモア ベストアイズコレクション vol 146 2025年春夏号

年2回発行。ハマナカの通販サイトか、一部手芸店でも取り扱っているようです。

 

細雪」は糸が魅力的なので、ただのメリヤス編みだけのシンプルニットでもおしゃれですね。人気の「ジレ(ようするにベスト)」なんか良さそう。白のシャツに映えると思います。

 

『大人のクロッシェベスト』日本ヴォーグ社

デザインのバリエーションが豊富。秋冬ものですが、コットン糸なら春先にもOK。

 

ぜひ、楽しんでください。

 

 

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